日時
2023年12月10日(日)14:00
会場
アジア図書館
参加費
¥1,500(一般)、¥1,200(アジア図書館会員)
(※要予約/ 電話、メール、FAX)
定員
50名 ※要予約(メール、電話、FAX)FAX06(6323)1126
ゲスト(講師)
〔講師〕近藤伸二(毎日新聞元台北支局長)
毎日新聞社で台北支局長などを歴任。追手門学院大学教授を経て、ジャーナリストとして活動。
台湾・中国を専門に取材し、『現代台湾クロニクル 2014―2023』(白水社)、『彭明敏 蔣介石と闘った台湾人』(同)など著書多数。
毎日新聞社で台北支局長などを歴任。追手門学院大学教授を経て、ジャーナリストとして活動。
台湾・中国を専門に取材し、『現代台湾クロニクル 2014―2023』(白水社)、『彭明敏 蔣介石と闘った台湾人』(同)など著書多数。
日本と台湾は近年、良好な関係が続いています。しかし、日本が植民地を放棄した戦後は疎遠になり、1972年の日中国交正常化に伴う日台断交後は、日本政府はさまざまな面で台湾を冷遇してきました。一方で、日台間の経済や文化面などの民間交流は途切れることはありませんでした。1990年代後半からは、台湾は世界で日本の漫画やアニメなど「クールジャパン」ブームを巻き起こす火つけ役となったり、日本統治時代の遺産を再活用する動きが進んだりするなど、日台関係は新たな段階を迎えました。互いの訪問客も飛躍的に増え、新型コロナウイルスの感染が拡大する前は、合わせて年間700万人が行き来する緊密さになりました。日本と台湾が交流を活発化させ、関係を改善するのに、どのようなきっかけや経緯があったのでしょうか? 今秋9月に白水社より『現代台湾クロニクル2014-2023』を上梓された毎日新聞元台北支局長の近藤伸二氏を招いて日台関係この十年の歴史とこれからを考えます。