中国・日本の文人がこよなく愛した楽器“七絃琴”ライブ&レクチャー
日時
2014年5月18日(日) 15:00
会場
アジア図書館
参加費
¥1,500(一般),¥1,200(アジア図書館会員)
定員
20名(要予約/電話またはメール、FAX)
ゲスト(講師)
伏見无家(ふしみ むか)(演奏・レクチャー)1956年、東京生まれ。琴学研究、琴演奏家。疇祉琴社主宰。
弾琴を箏曲家、一絃琴家新倉凉子に師事、東洋琴學研究所副所長稗田浩雄に琴学を学ぶ。1992年ころより演奏活動をはじめる。中国浙江省杭州『中日琴学交流祭』に日本代表として参加演奏。同志社大学寒梅館『源氏物語と七絃琴 京都シンポジウム』等幅広く出演、京都を拠点として琴の魅力を日本に後世に伝えたいと熱心に活動している。CD『日本琴学』製作。『日本文学における琴学史の基礎的研究(資料編)』論文共同研究、機関誌『煎茶道』連載執筆など積極的に行う。
琴(きん)は中国古代に誕生。その起源は神話の伏羲、神農が琴をつくったとあります。琴の形態は陰陽五行説に基づき、形状は宇宙、一年、四季、天地などが表されているそうです。琴の音は四種。琴の曲は何と3千曲も。江戸幕末頃まで日本には600人以上の琴人がいた!? どんな楽譜? どのようにして現代まで伝わったのか? 演奏法は? などなど詳しいレクチャーもワクワク。あなたも山水画に描かれた優雅な文人になって琴の音色に浸りませんか! 琴の生の音色で古典の名曲をお楽しみください!演奏曲目(予定) 「關山月」「圯橋進履」「古交行」「瀟湘水雲」など。